2009年11月15日日曜日

Google Settlement Amendment 続き

日本からの反応にこんなのがありました。⇒
電子ブック戦争 日本の敗北,池田信夫blog. part2

確かに、Wikipediaのページを敢えてオンデマンドで紙に焼くビジネスが成立してしまうくらいだから(個人的には、なぜそれを欲しがる人がいるのかよく分からないですが)、紙と電子で同じコンテンツを配布するっていうのは成り立つのかもしれないですね。

電子本の値段の設定は、利用条件によって価格を変えられるから、少なくとも総売り上げでは紙だけで配布の場合を上回るようにビジネスを組み立てていくことは可能なはずです。(といっても、「機関契約」でえげつない条件を非営利の公共機関や大学につきつけるのはどうかと思うので、出版社は公益と自社の利益のバランスに配慮した価格設定を考えていかないといけないのでしょう。?日本みたいに取次が入ると何か複雑になるのかな?)

個人的には、電子本になって欲しい本(重い本!)が電子本になっていない!!!!!のが腹立たしいところ。
オランダ出版史の授業の参考文献 bibliopolisとか、マニュスクリプトの授業の教科書のIntroduction to Manuscript Studiesとか、面白いんですが、重くて分厚くて、コピーをとるのも簡単じゃないので、家でしか読めないのです。読まなきゃいけない量が多いので、移動しながら読みたいのですが、携帯には200ページ程度のペーパーバックが限界です…。

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