2009年11月20日金曜日

Indie Bound イギリスへ

アメリカの個人経営の書店が協力して始めたIndie Boundというイニシアティブが、イギリスのBooksellers Association の2010年のマーケティングキャンペーンとして採用されるそうです。 ⇒
http://www.thebookseller.com/news/103517-booksellers-association-to-import-us-indiebound-initiative-to-uk-.html

amazonみたいな大きなオンライン書店からではなく、自分の地域の書店から本を買うと、こんないいことあるよ!と書いてあります。↓

どうして個人商店から買うの?
◇地域社会が潤うから:
- 100ドル自分の地域で使ったら、68ドルが地域社会に還元される。100ドル全国規模のチェーン店で使ったら、43ドルしか地域に残らない。
- 地域産業が活性化すると、地域に高収入の雇用機会を創出する。
- 支払った税金の大部分が購入者自身が所属する地域社会に再投資される。
- 地域で買えば包装や輸送がいらないからグリーン。
- 地域の商店はご近所さん。助け合おう。
- 個人商店は、個性豊かなコミュニティを育て、多様で選択肢の広い社会を実現する。

※適当に省いて訳してあるので、原文は、http://www.indiebound.org/indiebound-faqをご覧ください。


動きは書店だけでなく、ひろく地域の個人商店や消費者を取り込んで、成長しているようです。実際の買い物をオンラインでする場合は、Indie Boundのサイトから直接ではなく、Indie Boundのサイトで自分の地域の書店を検索して、その書店のサイトから買うしくみのようです。Indie Boundのサポーターである消費者自身がアフィリエイトとして若干の収入を得ることもできるみたいです。

ちなみに余談ですが、現在、米国の個人書店はamazonやWal-Mart社相手に戦ってます。⇒Independent Booksellers fight for their existance, if.book (23/10/2009)

日本語ではこちら⇒http://current.ndl.go.jp/node/15068

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