2009年10月26日月曜日

DEN: Digital Heritage Netherlands

Europeana など、美術館、図書館、文書館等の連携(MLA連携)が進むヨーロッパですが、連携を広げていくためには、国内、EU内における技術標準(デジタル化品質、メタデータスキーマ等)の共有が不可欠です。

オランダにおいては、技術標準についての調査及び提言、機関間調整は、
Digitaal Erfgoed Nederland (DEN) (英語名: Digital Heritage Netherlands)が行っています。
Europeanaとの関係においても、技術面においてはDENがオランダを代表しているようです。

【2017年8月26日追記】Europeanaのパートナー機関として、参加国・機関全体に及ぶ標準化や調査報告の作成も行なっています。ENUMERATEプロジェクトの推進役の一つでもあります。

2009年10月25日日曜日

中世の句読点法

授業からメモ:
中世の句点法は、マニュスクリプトによって、またその背景によってまちまちなので、
一般化できない。したがって、「そのマニュスクリプトにおいて、その背景において、どういうルールで使われているか」という視点で見ていく必要がある、とのことです。

また
・読むための句点か
・文法を理解するための句点か
ということも、長々と議論されてきたとのことです。

2009年10月22日木曜日

Watermark データベース

マニュスクリプトの解題を書く宿題が終わりました…。そろそろ朝の5時。
今週はこんな日が続きそうです。

宿題をやりながら見つけたWatermarkのデータベース⇒
http://www.wm-portal.net/niki/index.php

まだ勉強が足りないので、絞込み検索がなかなかうまくいかないのですが、とりあえず役に立ってくれそうです。

2009年10月20日火曜日

EU の電子図書館関連プロジェクト(枠組)

EUが関与する電子図書館関係のプロジェクトは、いろいろありすぎて分かりづらいので、整理を試みます。できるかな。
  1. EUの研究(者)支援のフレームワークをFramework Programme (FP)という。1998-2001に企画されたものをFP5、2002-2006のものをFP6、2007-2013のものをFP7(核関係のみ2007-2011)。
  2. FP7のICT(Information & Communication Technologies)の分野における方針は2005年に策定されたi2010 という文書に示されている。これには、世界的な"Digital Convergence"の進行を背景として、EUとしてはSingle European Information Space、Innovation and Investment in ICT Reseach、Inclusive European Information Societyを達成しましょう、ということが、書かれている。最後のInclusive・・・というのは、ICTの発展による利益を市民に還元しよう、ということのよう。("Digital Convergence" という語は、定義されずに多用されている。)
  3. 最新のFPであるFP7は、7つの「チャレンジ」を掲げる。そのうちの一つがChallenge4:Digital Libraries and Content
  4. このChallenge4がさらに次の3つの研究エリアに細分化されている。Digital Libraries and digital preservation、Technology-enhanced learning、Intelligent information management
  5. 電子図書館に最も関連が深いのはDigital Libraries and digital preservation の下で展開されている36のプロジェクト(内25はFP6からの継続なので2009年中の終了予定)。
  6. ただし、他の2分野のプロジェクトにも興味深いものがある。たとえばAPOSDLEはTechnology-enhanced learningの枠で支援されるプロジェクト。Intelligent information managementは、ニューメディアやセマンティックウェブについてのプロジェクトを含む。
  7. 以上の研究支援の枠組(FP)とは別に、EU自体の取組みとして、Europeanaの構築が進められている(根拠文書⇒i2010: Digital Libraries(2005年策定))。
したがって、基本的にはDigital Lirbraries and digital preservation の下の36プロジェクトとEuropeanaをウォッチすれば、EUが関与する電子図書館関連プロジェクトの動向が分かるはず。

Warp Speed

Warp Speed: America in the Age of Mixed Media Culture (by Bill Kovach and Tom Rosenstiel, 1999)の中で論じられていること。
  • 'A culture of allegation and assertion at the expense of an older culture of verification' (by David Halberstam)
  • 'The Rise of Anonymous Sourcing'
  • 'There Are No Gatekeepers Here'
  • 'The Argument Culture'
Culture of verification の根拠として、1920年のLippmannの以下の言説を引用。
"Public as well as private reason depends on [the importance of having an accurate, reliable account of "events"]. Not what somebody says, not what somebody wishes were true, but what is so, constitutes the touchstone of sanity."

2009年10月19日月曜日

Roger Chartier

Roger Chartier の以下の本が読みたいです。

The Order of Books: readers, authors and libraries in Europe between the fourteenth and eighteenth centuries

Forms and Meanings: Texts, Performances and Audiences from Codex to Computer

ライデン大学図書館に所蔵あり。ただし11月まで貸出中。

本のデジタル化と著作権


EUが、19日付けで本のデジタル化にかかる著作権についての方針を示した件。
http://www.euractiv.com/section/languages-culture/news/eu-to-tackle-digital-book-copyright-in-2010/