2010年2月2日火曜日

リテラシー史 読むことと書くこと

2月1日、後期が始まりました。最初の授業はHistory of Book 2。前期のHistory of Book 1で学んだ技術史、出版史、制度史としての本の歴史についての知識を基礎に、「読み」の歴史、読者の歴史、読書環境の歴史等を探っていく授業です。

比較的受身で済んでいた前期とは異なり、ようやく修士課程らしく、各自で一次資料から研究を進めていく形をとるようです。初日の今日は、研究史の概略と何を一次資料とするか、についての講義。アナール学派、ミシェル・フーコー、ドイツの受容理論、社会学からの影響等を一通りなぞった後、人と本との間にある「リテラシー」の諸相をどのように捉えるかという話が続きました。受講生は、「人はなぜ読むのか」「人はなぜそれを読むのか」ということを共通の課題として、各学生が、ミクロな現象としてのある時代の、ある地域の、ある個人の読書行為を記録したものとして、自伝、日記、手紙、回想録を分析していきます。

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